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基本のかたちは型から土を成型します。この時点では個性のない同じキティーちゃんです。
次に1つ1つ手作業で継ぎ目やバリを取り除きます。この時点で細かい毛並みや窪みを職人が技でつけますので、それぞれ個性がでてきます。
職人の目が光る瞬間です。1300℃ものカマの中で焼成する際、水分が含まれていると水蒸気が蒸発し焼成中に爆発や破損しています。
季節や湿度、温度による変化を見極めてベストな状態まで乾燥させます。
ハローキティーたぬき は彩色ヶ所が細かく、釉薬(ゆうやく)の種類も多く使用するため通常のしがらき焼たぬきの倍以上の手間と時間を費やして丁寧に彩色を施します。
焼く前は紫色ですが、カマの中で科学変化しタヌキの色になります。
釉薬を塗り過ぎると垂れて商品になりませんし、逆に少なすぎても商品になりません。職人の経験と技が冴えわたります。
カマに入れて焼成するため陶器のお風呂や、陶器洗面ボウルと一緒に並べられます。
置く場所によって温度が異なるため一度に焼成されるキティーたぬきには制限があり場所によって違った面持ちが現れます。
約1300℃(正確な温度や冷却時間は企業機密)で焼成します。
カマの温度は外気温や大気圧の影響をうけるため、温度管理を怠ると全てがダメになってしまう。緊張の日々が数日続きます。
緊張の瞬間です。ゆっくり、そーっと取り出して検品に取り掛かります。
わずかな亀裂や塗りムラが見つかれば出荷はできません。
一つ一つ確実に検品していきます。
釉薬は混ざってしまう性質があるため、目だけは油性塗料を使用して彩色します。
キティーちゃんの真っ白な肌の釉薬と黒の釉薬が混ざり異なる色になるのを防ぐためです。
株式会社サンリオ公式ライセンスカードと、キティーちゃん本体を専用箱に箱詰めして主の元へ帰宅します。
この商品は株式会社あすなろ舎が株式会社サンリオに許諾を受けた商品です。
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