VP1-DPIO316
タイタン FAQ (TITAN FAQ)
1.オートローダ付デュプリケータ：タイタン（ＴＩＴＡＮ）シリーズの特長は何ですか？
タイタンシリーズデュプリケータは、一度に１００枚～１０００枚のディスクを連続して複製でき、夜間でも無人で自動運転できるように設計されています。また、
ディスクのピッキングには、真空吸着方式を採用しているため信頼性が高く安定したハンドリングが出来ます。
ディスクのピッキングには、真空吸着方式を採用しているため信頼性が高く安定したハンドリングが出来ます。
2.タイタンシリーズの夜間運転にはどんな注意が必要ですか?
タイタンシリーズは、夜間の自動運転ができるように設計されていますが、より安定してお使いになるためには、適切な環境に置かれる必要があります。特に、
適度の温度とほこりの少ない場所を選んで下さい。
適度の温度とほこりの少ない場所を選んで下さい。
また、ブランクメディアにくっつきがある場合もあるので、スピンドルにロードする時にメディアが分離していることを確認し、くっつきがある場合は分離して下さい。
さらに、タイタン自身でくっつきの分離動作を行うことも出来ます。
さらに、タイタン自身でくっつきの分離動作を行うことも出来ます。
3.消耗品にはどんなものがありますか？
特に消耗品はありませんが、書込みドライブは１年程度で交換することをお勧めします。
4. タイタンシリーズの保守体制はどうなっていますか?
保守は弊社で随時行っております。通常は、弊社に送っていただき弊社にて保守・修理を行います。（センドバック方式）ただし、
出張し保守を行う場合もあります。（別途契約が必要）
出張し保守を行う場合もあります。（別途契約が必要）
なお、保障期間（通常は１年間）を過ぎた場合には有償となります。
5.設置作業はだれが行いますか？
設置作業は、設置作業マニュアルが用意されているので、ユーザ様自身でやっていただくことが可能です。しかしながら、設置作業を弊社で行うことも可能です。
装置とは別にお見積りさせていただきます。
6.なぜオートローダ付デュプリケータ（タイタン）が必要ですか?
自動ローダは、まとまった数量のCD/DVDを複製する場合に有効な手段です。
限られた人員でコピー作業を行う場合や、無人で夜通し複製作業を行う場合に適しています。
タイタンシリーズは、ディスク複製の生産能力を増やし、マニュアルタワー式デュプリケータで必要なディスクのロード／アンロード作業を減らします。
タイタンシリーズの採用で、作業員は、他の重要な業務に対応でき、収益向上につながります。
7.タイタンには、なぜプリンターが組み込まれていないのですか？
タイタンシリーズの第一の目的は、無人で連続して夜間も作業を続けることです。
ディスクの複製能力を最大に引き出すためには、印刷と複製機能を分離したほうが有利です。
オートローダ付きデュプリケータにプリンタを加えると、以下のマイナス面が出てきます。
＊インククリボンによる印刷枚数の制限の問題
すべてのプリンタには、消耗品である何らかの形式のインクカートリッジか熱リボンを必要とします。一個のインクカートリッジあるいは熱リボンでは、
およそディスク５００枚まで連続印刷出来ます。
およそディスク５００枚まで連続印刷出来ます。
もし、1000枚の容量を持つTITAN PROをお使いならば、少なくとも、半分で作業を中断することになります。また一般的には、インクを満杯にして
作業を開始することは無いため、インクを使い切った時点で作業が中断することになります。
作業を開始することは無いため、インクを使い切った時点で作業が中断することになります。
このことは、無人での連続作業にとって許されないことであり、これがプリンタと結合されていない理由です。
＊作業速度がマッチングしていない問題
一般的に、複製作業は、レーベル印刷より時間がかかります。
代表的な、インクジェット式プリンタが一枚のディスクに印刷するにはおよそ１分かかります、一方、ＤＶＤの複製には約６分かかります。
もし、ＤＶＤ複製とレーベル印刷の工程を切り離すならば、タイタンシリーズで夜間連続運転し、ＤＶＤの複製をした後、通常勤務時間で
レーベル印刷作業を行うことが出来ます。
レーベル印刷作業を行うことが出来ます。
これは、業務の管理が容易になる利点があります。
タイタンシリーズをレーベル印刷専用プリンタと組合せれば、プリンタ付き自動デュプリケータより低コストで複製ディスクを生産出来ます。
8.複数枚のマスターを少量（例：５０枚）ずつ複製する場合にはタイタンシリーズは使えるでしょうか?
タイタンシリーズはまさしくそのような作業に対応できるように設計されています。
2つ以上の異なったマスターの複製を作成するのを必要とするとき、マルチマスタ認識技術(MMRT)を使用することができます。
こらは、複製を必要とする数量のブランクディスクの上に、マスターディスクを載せることで可能です。これを何組でも繰り返してセットすることで複数枚の
マスターの連続複写が可能です。
マスターの連続複写が可能です。
これは、タイタンシリーズがマスターディスクを検出すると、ハードドライブのパーティションに読込み以降はそのマスターを使って複製を行うためです。
9.ディスクの複製に失敗するとどのように処理されますか?
複製に失敗したディスクは、自動的に廃棄位置の置かれ、タイタンシリーズは停止することはありあません。また、エラーカウント数はプラスされます。
10.タイタンシリーズは、コンピュータに接続する必要がありますか?
コンピュータ接続を必要としません。ボタンを押すだけで動作します。
11.タイタンシリーズは1時間でいくら複製することができますか?
下表を参照下さい。
| DVD±R | CD-R | ||||||
| *容量2.5GBのディスクを16倍速でコピーした場合 | *容量300MBのディスクを40倍でコピーした場合 | ||||||
| 書込ドライブ数 | 1 時間 | 10 時間 | 20 時間 | 書込ドライブ数 | 1 時間 | 10 時間 | 20 時間 |
| 3 | 36枚 | 360枚 | 720枚 | 3 | 54枚 | 540枚 | 1080枚 |
| 4 | 48枚 | 480枚 | 960枚 | 4 | 64枚 | 640枚 | 1280枚 |
| 6 | 60枚 | 600枚 | 1200枚 | 6 | 78枚 | 780枚 | 1560枚 |
| 7 | 63枚 | 630枚 | 1260枚 | 7 | 84枚 | 840枚 | 1680枚 |
| 8 | 64枚 | 640枚 | 1280枚 | 8 | 88枚 | 880枚 | 1760枚 |
注１）3 ドライブはTITAN lite（100 枚）の場合
注２）4, 6, 7, & 8 ドライブはTITAN PRO（500 or 1000枚）の場合
