膠芽腫(こうがしゅ)とは?? 治療方法はないのか・・・5年生存割合は10%ほどで平均余命は1年半くらいと考えてください
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 脳の神経細胞を支える神経膠細胞(星細胞,グリア)が腫瘍化
  • 大脳に発生して、周囲の脳に滲み込むように広がる
  • 高齢者60歳以上なるほど頻度が高いく2016年現在でも,5年生存割合は10%ほどで平均余命は1年半くらいと考えてください
  • 世界標準治療は,開頭手術で可能な限り摘出して,病理診断が確定したら,放射線治療(30回分割で60グレイの局所照射)と
  • テモゾロマイド(テモダール TMZ)化学療法を行って,退院後に外来でテモゾロマイドを月に1回維持療法として追加します
  • 手術でガドリニウム増強される部分が95%以上切除されると生存期間がのびるというのが定説です
  • それ以下だと,摘出度と生命予後の関係ははっきりしない考えられます
  • 右の側頭葉にできた膠芽腫は手術摘出度があがりますから,視床にできた膠芽腫よりも生存期間が長いです
  • ですから,膠芽腫が発生した場所で,生命予後が大きく変わります
  • 患者さんの年齢が高い高齢者)ほど悪性の経過をだどります(予後が悪いと言います)
  • 再発したときには様々な治療法が提案されていますが,これが良いと標準化された治療方法はありません
  • 再発(正確には再燃 relapse といいます)すると余命は6ヶ月くらいです
  • 余命に関係する遺伝子は,MGMTメチレーションとIDH変異なのですが,それが解っても治療法が変わるというわけではありません
 診断:MRIでの特徴
 診断はMRI検査をします,それだけで十分です
ガドリニウムという造影剤を注射します ガドリニウム増強で腫瘍の周辺が白く造影されますいびつな形になるのが特徴です
しかし,ほんとうの腫瘍の広がりは,T2強調あるいはFLAIR(フレア)という画像で,白く滲むように写る部分すべてです
手術でガドリニウム増強される部分が全部取れると,お医者さんは全摘出できたといいますが,それは間違いです
FLAIR画像で白く見える部分が全て取れてはじめて,画像上での全摘出と言えます
それでもなお,隠れた腫瘍細胞は周囲に滲み込んで残っています
カテーテルを用いる脳血管撮影はあまり役に立ちません,お金もかかりますし脳梗塞などの合併症もある侵襲的な検査です

典型的な膠芽腫のガドリニウム増強画像です。右の側頭葉から発生したために目立った症状が無く,この大きさで発症しました。
何となくボッとしていると言うのが訴えでした。腫瘍の周囲がガドリニウムで白く増強されて,
内部は壊死で低信号(黒っぽい)になっています

左がガドリニウム増強像で,手術ではこの部分が取れれば全摘出といわれるのですが,
実際は右側のフレア画像で白っぽく見える所には腫瘍が滲み込んでいます。
この部分を全て摘出してはじめて,画像上の全摘出といいます。全摘出は無理でしょう。

2016年時点で科学的に推奨度の高い治療方針

  1. 初発膠芽腫では開頭手術で症状を悪化させないように可能な限り摘出する
  2. 手術後できる限り早期に放射線治療 (60グレイ/30分割/6週間)をする
  3. 放射線治療開始と同時にテモダール (75mg/m2)の投与を開始する
  4. 放射線治療終了後テモダール (100-200mg/m2)の投与を6コース行う

治療に対する有効性のエビデンスレベルの高いものは,放射線治療,手術摘出,テモゾロマイド化学療法の順です。
これは2005年からは世界標準治療となっています。

おそらく日本で最も広く行われるかもしれない治療法

上記のような悪性度を有する最悪の腫瘍に,最大限の抵抗をするために,おそらく次のような治療法が導入されます
  • 膠芽腫と画像診断されたら,できる限り早く開頭手術で可能な限り摘出します。進行が早い病気なのでここを急がないと意味がありません。
  • 手術中に迅速病理診断をして,悪性神経膠腫の診断が得られれば,腫瘍を摘出してしっかり止血した後に,ギリアデルを腫瘍摘出腔に貼りつけます。
  • 最大8枚(1枚あたりBCNU 7.7mg含有)です。病理確定診断を急ぎます。同時に患者さんの手術からの回復を急ぎます。
  • また同時に放射線治療計画を行います。これは2週間以内に終えます。
  • 放射線治療 (60Gy, 2Gy/day, 10Gy/week, generous local field)の開始と同時に,
  • テモダール (75mg/m2/everyday,経口投与)とアバスチン (10mg/kg/every 2 weeks,点滴静注)を併用投与します。
  • その後に,テモダール (100-200mg/m2/every 4 weeks),経口投与)とアバスチン (10mg/kg/every 3 week)を可能な限り長期に投与し続けます。
  • ここで大切なこと:ギリアデルの効果の臨床試験のエビデンスレベルは低いです。2014年に
  • アバスチンは膠芽腫の生存期間を延長しないということが逆に証明されてしまいました。
重要情報

 アバスチンは膠芽腫の生存期間を延長しない(臨床第3相試験)

AVAglio アバグリオ という国際共同研究です。Stuppレジメンにアバスチン(ベバシズマブ)を上乗せする併用治療です。
60グレイ(1日あたり2Gy照射を6週間)の放射線治療中に、テモダール(1日あたり75mg/m2)連日投与、
アバスチンを2週間間隔で10 mg/kg投与しました。
その後は,3週間隔でアバスチンの投与を12サイクル継続しました。
637人の患者さんが治療され,アバスチン使用群の無増悪生存期間 PFSは10.7ヶ月,
使用しない場合は7.3ヶ月で有意差がありました。全生存期間中央値 OSは,アバスチン使用群で15.7ヶ月,使用しない場合は16.1ヶ月であり,
これには有意な差はありませんでした。ここでも病勢の進行はある程度抑えられるけれども,生存期間の延長は得られないという最終成績です。
さらにアバスチンを使用した群で,計画時に期待した効果は得られなかった,観察期間の延長とともに症状の悪化・生存の質 QOL の悪化・
認知機能の悪化があったとの追記がありました。無増悪生存期間の延長は,アバスチンにスードプログレッションを抑制する見かけの効果
あるためであって,真の抗腫瘍効果 true effect ではないという論評もあります。

脳の神経細胞を支える神経膠細胞(星細胞,グリア)が腫瘍化はどうすればいいのか??

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